八願(2012.3.24)
1.すべての人に心の安らぎを与えたい
2.すべての人に豊かさと満足を与えたい
3.すべての人の不安を取り除きたい
4.すべての人の怒りを鎮めたい
5.すべての人の悲しみを収めたい
6.すべての人が相和す世界をつくりたい
7.すべての人が神仏の意に叶う生き方をするようにしたい
8.すべての人にしあわせをもたらしたい
この八願を以って現代仏教美術会の基本精神とする
現代仏教美術会
主催・特定非営利活動法人 関西仏教美術会
現代仏教美術会のめざすもの
当会は、純粋にアートとしての仏教美術作品の展示展覧によって、多くの人々へ心の安らぎや希望をもたらしたいとするものです。伝統・創作を問わず、幅広いジャンルで仏教美術そのものをとらえ直し、広く一般に展覧することによって、仏教美術の普及・振興に努めます。
また仏教美術に携わる作家のための、相互における切磋琢磨や、自己の向上、相互扶助、また親睦をはかり、その作品の質的向上の一助となる所存です。
仏教美術はもちろん仏教という宗教から派生したものですが、ここでは宗旨宗派を問わず、宗教の枠を超え、純粋に美術作品としてとらえます。
もとより私たちの心のふるさとには、昔語りに聞いた仏さまが居られることでしょう。そんな、通常私たちの目には見えない存在である仏さま(如来・菩薩・天、等)を、目に見える形あるものとして創らせていただくことは、大いに意義あると思います。仏さまは私たち人間の理想の御姿といいます。すなわちあらゆる煩悩や苦しみから抜け出た、心静かな御姿であり、その表情は他者への慈愛に満ち満ちているのです。この会がそのような作品を生み出すことに些かでも役立つことができるなら、それこそ本懐であります。
そして、一人でも多くの方々が、そのような優れた作品に接することにより、心が洗われ、希望が湧き、明日への気力と活力とを奮い立たせて頂くことこそが、当会設立の主旨です。
活動としては以下のようなことを計画しております。
- 現代仏教美術会展(年1回開催)
- グループ展・公募展・企画展
- 画集・写真集発行
- 仏教美術の作家育成
- その他
当会は、「特定非営利活動法人(NPO法人)関西仏教美術会」として平成19年に発足しましたが、当初より関西地区のみならず、全国各地に在住の作家の方々の参加があり、もはや関西仏教美術会を名乗るには不適切の状況になりましたので、2013年からは「現代仏教美術会」とも称しています。
2018年11月3日